【とある梟谷の男バレライン】
赤葦 :影山分が足りない
木兎 :?影山君?分?
木葉 :影山って烏野の9番?
小見 :どゆこと?
赤葦 :影山分が!足りないんです!!
木兎 :赤葦がヤバい!
猿杙 :重症っぽいね
小見 :烏野って宮城だよな?遠いなー
木葉 :木兎!どーにかしろ!
木兎 :ヘイヘイヘーイ!赤葦!トス上げて!
赤葦 :影山分が足りません
木葉 :ダメだこりゃ
小見 :次烏野来るのいつだっけ?
猿杙 :次の合宿だからえーと…
鷲尾 :8月下旬
木葉 :1ヶ月も先だな
赤葦 :
小見 :赤葦!?生きろ!!
猿杙 :影山君さらってくるしか
木兎 :ふっふっふ、俺に任せろ!
小見 :木兎が頼もしいだと…!?
木兎 :黒尾に聞いて来る
木葉 :他力本願!


【とある音駒の男バレライン】
黒尾 :お前らに相談があります
夜久 :?なんだよ改まって。気持ち悪い
海 :言い方。どうした?明日の練習試合のことか?
黒尾 :俺達バレー部の危機かもしれません
リエ :!?なんかあったんスか!?
黒尾 :俺達の脳がストライキを起こしました
リエ :研磨さんが!?…ストライキってなんスか?
黒尾 :お前の頭が心配です
海 :…もうバレーやめたいって?
夜久 :まさか なんで こんな時に
山本 :聞いてねえ!研磨はなんて言ってるんすか!?
黒尾 :「飛雄に会えない。辛い。バレー止めて宮城に引っ越したい」
海 :
夜久 :気持ちはわかるけど…
リエ :俺も飛雄に会いたいー!
山本 :飛雄って名前?誰?
芝山 :烏野の9番…天才セッターです
山本 :あいつか!え…そいつがどう関係あるんスか?
夜久 :関係と言うか…
海 :宮城だったか…遊びに行ける距離じゃないし、次いつ会えるかもわからないからね
黒尾 :(春高1次予選後の)今度の合宿で会えますー
海 :…そうだな
夜久 :ツンデレかよ。気持ち悪い

黒尾 :ツンした覚えないけどね!?夜っ久んちょいちょい酷くね?
芝山 :あの、僕達はなんのために呼び出されたんですか?
黒尾 :ああそうそう、そんなわけでだ、影山君に直接会えなくても研磨の欲求を満たす方法なんかない?
リエ :写メ送ってもらうのがいいと思います!
夜久 :お!
犬岡 :電話とかどうですか?
リエ :!飛雄と毎日電話したい!
海 :恋人じゃあるまいし、それはさすがに
リエ :じゃあ恋人になる!
夜久 :無理。俺がなる
リエ :!?
黒尾 :ごめん夜っ久ん☆影山君は俺が予約済みなんだわ
夜久 :!まさかお前
海 :研磨が黙ってないだろ
夜久 :!だよな!覚えてろ黒
黒尾 :物忘れ激しいんで
夜久 :若年性認知症かよ気の毒に
黒尾 :違いますー!現役バリバリですー!
海 :まあまあ
芝山 :あの、話は…
黒尾 :なんだっけ?ああ、電話は無理だろうけど写メぐらいならいけるだろ
リエ :ですよね!毎日オカズを
夜久 :言わせねーよ!!
黒尾 :正直過ぎだろw
海 :迷惑にならないようにな
山本 :何度もすんません
黒尾 ?なんだ
山本 :そいつの写真と研磨のやる気と、どう関係あるんスか?
夜久 :
黒尾 :
海 :なんて説明したらいいのか
リエ :研磨さんは飛雄が大す


  【黒尾がリエを退会させました】


黒尾 :研磨に殺されないだけありがたく思え
夜久 :(やっぱこいつツンデレだよな)


【とある2人の主将ライン】
黒尾 :というわけなんだが
木兎 :お前んとこもか!
黒尾 :”も”って事は赤葦か
木兎 :!よくわかったな。赤葦ほどじゃねーけど俺も不足してたんでちょうよかった!どうしたらいい?
黒尾 :他人任せかよ!まあ考えはあるけどな
木兎 :さすが黒尾!どーすんだ?
黒尾 :…その前にはっきりさせたいことがある
木兎 :?
黒尾 :お前より俺の方が影山君に好かれてる
木兎 :俺の方が好かれてるもんね!
黒尾 :もんねってお前が言ってもかわいくねー
木兎 :もんね!もんね!もんね!
黒尾 :ガキか!これが影山君だったらな
木兎 :「黒尾さん大好きですもん」(影山君の声で)
黒尾 :
木兎 :どうしたらいいのか教えて黒尾♥
黒尾 :絶対許さない
木兎 :なんで!?

なんやかんやあって影山や菅原達(影山からバレた)と(命をかけた)交渉を重ねた結果、「影山を愛でたい舐めたい癒されたい」通称「とびおライン」グループが発足した。